年 | 病院機能評価の流れ |
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1976年(昭和51年) | 日本医師会に「病院委員会」設置 |
1981年(昭和56年) | 病院委員会(日本医師会)中間報告: 「病院機能評価への実践的アプローチ」 わが国で初めて「病院機能評価」という言葉を使用した |
1982年(昭和57年) | 病院委員会(日本医師会)報告:「病院の管理機能評価手法の検討」 病院機能評価の調査票を試作 |
1985年(昭和60年) | 厚生省(当時)と日本医師会の合同委員会として「病院機能評価に関する研究会」設置 「自己評価」方式による評価項目、評価基準、マニュアル開発を目的に活動 |
1987年(昭和62年) | 東京都私立病院協会青年部会による「JCAHO研究会」発足 第三者評価による評価システムを研究、実施を目的に活動 |
1989年(平成元年) | 「病院機能評価マニュアル」を発刊 |
1990年(平成2年) | 「病院医療の質に関する研究会」発足 JCAHO研究会を継承し、中立的立場の専門家による学術的第三者評価を実施 |
1993年(平成5年) | 厚生省(当時)に「病院機能評価基本問題検討会」設置 第三者評価による医療機能評価の実施に向けて、評価機構のあり方などについて検討 |
1995年(平成7年) | 財団法人 日本医療機能評価機構 設立 |
1996年(平成8年) | 評価項目Ver.1.0による訪問調査(運用調査)を実施 |
1997年(平成9年) | 評価項目Ver.2.0による訪問審査を開始 病院機能評価事業の本格稼動 |
1999年(平成11年) | 評価項目Ver.3.1による訪問審査を開始 Ver.2.0にあったアルゴリズムを廃止 |
2001年(平成13年) | 認定シンボルマークを制定 |
2002年(平成14年) | 評価項目Ver.4.0による訪問審査を開始 統合版評価項目としてすべての病院に同じ評価項目を適用、医療安全に関する評価項目を体系的に組み入れたほか、ケアプロセス審査を導入 |
2005年(平成17年) 評価機構設立10周年 | 受審のための模擬審査支援として「訪問受審支援」を開始 |
評価項目Ver.5.0による訪問審査を開始 第4領域を組織評価(医療提供の組織と運営)、第5領域をケアプロセス評価(医療の質と安全のためのケアプロセス)に再編成 | |
2007年(平成19年) | 「中間的な結果報告」および「補充的な審査」を開始 受審病院への審査結果の迅速化、軽微な内容で認定留保となることを解消し、指摘された問題点への対応を円滑に実施できるよう審査手順を改定 |
2008年(平成20年) | 「病院機能評価方法の見直し検討会」を設置 民間・小規模病院の受審率が低いこと、新規受審病院の減少や更新辞退病院の増加がみられるため、抜本的な対応をすべく検討を開始 |
2009年(平成21年) | 評価項目Ver.6.0による訪問審査を開始 受審病院の負担軽減のため、項目を集約して評価項目を削減 |
2010年(平成22年) | 認定更新時の移転・建替え等による訪問審査の特例措置の設置 |
2011年(平成23年) | 公益財団法人に移行 |
2013年(平成25年) | 機能種別版評価項目 3rdG:Ver.1.0による訪問審査を開始 病院の機能特性に応じた評価、認定期間中の継続的改善活動の確認・支援を導入 |
ISQuaの国際認定を取得 国際医療の質学会(ISQua)が実施する国際認定プログラム(IAP)を受審し、機能種別版評価項目 3rdG:Ver.1.0および機構の運営に関する組織について認定を取得 | |
医療クオリティ マネジャー養成セミナー 開始 病院の自律的かつ継続的な質改善活動を支援するために、院内の質改善活動の推進役となる人材の養成 | |
受審支援の一環として「改善支援セミナー」「受審お悩み相談室」を開始 | |
医療対話推進者養成セミナー 開始 医療者と患者・家族との円滑な対話関係を構築に向けて対話の橋渡し役となる人材を養成 ※2014年度より公益社団法人日本医師会と共同開催 | |
2014年(平成26年) | Improve創刊 病院機能評価を活用して質改善活動に取り組んでいる認定病院の活動事例を紹介 |
2015年(平成27年) 評価機構設立20周年 | 「次世代医療機能評価のアジェンダ」を発表 信頼される病院づくりにさらに貢献するため、「評価」「支援」「教育」を事業の柱とするアジェンダを策定 |
Practica創刊 3rdG:Ver1.0以降に病院機能評価を受審し、「認定期間中の確認」において、病院より提出された「質改善活動報告シート」の取り組み事例を紹介 | |
「訪問受審支援」を「サーベイヤー派遣」に名称変更 | |
医療対話推進者 認定・更新制度導入 修了者の継続的な学習の促進と質の維持・向上を目的とする | |
2017年(平成29年) | 受審サポートを行う地域別担当者を設置 |
ISQuaの国際認定を更新 国際医療の質学会(ISQua)が実施する国際認定プログラム(IAP)を更新受審し、機能種別版評価項目 3rdG:Ver.2.0の認定および機構の運営に関する組織について認定を取得 | |
2018年(平成30年) | 機能種別版評価項目 3rdG:Ver.2.0による訪問審査を開始 特定機能病院を対象とした機能種別「一般病院3」を導入 審査結果でC評価がある病院を対象に認定期間中に実施する「改善審査」を導入 |
「患者満足度・職員やりがい度活用支援」の開始 | |
2019年(平成31年/令和元年) | 付加機能審査に変わる「病院機能評価(高度・専門機能)」訪問審査を開始 |
改善支援セミナーに【看護】【事務管理】【一般病院3】が加わる 同時に後日動画配信を開始 | |
2020年(令和2年) | 認定更新時に新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う訪問審査の延期特例の措置 |
「受審お悩み相談室」を「受審相談会」にリニューアルし、オンライン実施を開始 | |
サーベイヤー派遣をオンラインにて実施する「オンライン支援」の導入 | |
改善支援セミナーに【診療】【ケアプロセス調査】が加わる | |
「医療安全文化調査 活用支援」の開始 | |
2021年(令和3年) | 緊急避難的な措置として、認定期間を2年間延長する「延長審査」を導入 |
2022年(令和4年) | ISQuaの国際認定プログラムを更新 国際医療の質学会(ISQua)が実施する国際認定プログラム(IAP)を更新受審し、機能種別版評価項目 3rdG:Ver.3.0に認定および機構の運営に関する組織について認定を取得 |
2023年(令和5年) | 機能種別版評価項目 3rdG:Ver.3.0による訪問審査を開始 |
改善支援セミナーをリニューアルし、【総合】【項目編】【審査当日編】【一般病院3】の4つに集約 |