病院機能評価事業 公益財団法人日本医療機能評価機構

療安全アドバンスコース

医療安全マスター養成プログラム

 これまで評価機構は、病院が安全で質の高い医療を提供するための活動を支援してまいりました。
このたび、病院において医療安全の実務を担っておられる方のパフォーマンス向上を支援するために、医療安全アドバンスコースの一プログラムとして、「医療安全マスター養成プログラム」を開講いたします。

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 このプログラムのキーワードは「学びほぐし unlearn」です。医療安全の担当者の方に、これまでの経験と知識を振り返っていただくこと、振り返りの中で気づいたことを現場での実践に活かしていただくこと(学びほぐし)を重視しています。

 また、より質の高い実践につなげていただくため、「医療システムとレジリエンス」や「施設・環境・設備のマネジメント」といった新しい切り口のテーマも解説します。情報のブラッシュアップのためにも、ぜひご参加ください。

プログラムの概要

対象

 医療安全に関する基礎を学んだ方で、実践力を高めたい方
  ・職種は問いません。
  ・ただし、下記のいずれかの要件を満たすことが必要です。
   1)医療安全部門の責任者もしくは専従者であること。
   2)医療安全対策加算に係る研修(通算40時間以上)を受講済みであること。
     もしくは相当する知識を有していること。

日数

 2日間
  [Day1]予防的安全管理
  [Day2]リスクが顕在化した後の安全管理
※[Day1・Day2]をお申し込みいただいた方に、継続研修となる[Day3・Day4]のお申し込みをご案内いたします。

場所

 日本医療機能評価機構又は東京都内研修施設

定員

 60名

講師

(五十音順・敬称略)
 荒井俊行  (弁護士)
 筧淳夫   (工学院大学建築学部建築デザイン学科 教授)
 荒神裕之  (総合病院厚生中央病院 院長補佐)
 瀧本禎之  (東京大学医学系研究科 准教授/患者相談・臨床倫理センター長)
 田中健次  (電気通信大学社会情報学専攻 教授)
 中島和江  (大阪大学医学部附属病院中央クオリティマネジメント部 教授・部長)
 橋本廸生  (日本医療機能評価機構 執行理事)
 長谷川剛  (上尾中央総合病院 院長補佐・情報管理部長)
 長谷川友紀 (東邦大学医学部社会医学講座 教授、日本医療機能評価機構 執行理事)
 宮脇正和  (医療過誤原告の会 会長)


プログラム(予定)

(敬称略)

[Day1]予防的安全管理

 ◆ 医療の安全とは (橋本廸生)
 ◆ 医療安全・患者安全に通底するもの ~慌てて対策を立てる前に~ (田中健次)
 ◆ 医療システムとレジリエンス (中島和江)
 ◆ 施設・設備・環境のマネジメント (筧淳夫)
 ○ 1日の振り返り

[Day2]リスクが顕在化した後の安全管理

 ◆ 予期せぬ有害事象への、具体的対応
  [話題提供]
   ・メディエーションというアプローチ (荒神裕之)
   ・臨床倫理の観点から (瀧本禎之)
   ・法的観点から (荒井俊行)
   ・患者、家族の立場から (宮脇正和)
  [総合討論]
   ・予期せぬ有害事象への、具体的対応~事例提示を通して~
   (荒神・瀧本・荒井・宮脇/[司会]長谷川剛)
 ◆ 制度・政策の最新動向 (長谷川友紀)
 ○ 全体の振り返り

 ・テーマごとに、講義とグループディスカッションを繰り返すことで、理解を深めていきます。
 ・テーマによっては、指定された内容について事前学習を行う必要があります。
 ・各日程の講義順や講義タイトルについて、予告なく変更することがございます。予めご了承ください。

参加費

 ・病院機能評価認定病院、又は受審申請済み病院にご所属の方 60,000円
 ・上記以外の医療機関にご所属の方 80,000円

 

 

プログラムの全体像

masterprogram

 

当プログラムの3つの特徴

 

  経験を活かす

   これまでの経験を明日の実践に
    経験はあなたの大事な財産です。
    これまでの経験を研修で振り返ってみませんか。
    研修では、振り返りの時間を積極的に提供します。

  協働学習

   ネットワークが広がります
    研修ではグループワークを行い、講義への理解を深めます。
    全国にネットワークを広げる絶好のチャンスでもあります。

  新しい視点を

   いつもの業務を違う視点から
    研修では第一線の講師をお招きし、研究や社会情勢を踏まえてご講義頂きます。
    日常業務を、別の角度から見直すきっかけとなります。

💡 このプログラムは、コルブの「経験学習モデル(1984)」を参考に、内省的観察・省察 (Reflective observation)と抽象的概念化(Abstract conceptualization)に重点をおいて設計を⾏っています。
 単に「講義を聞いて、覚えて終わり」ではなく、研修中に意識的に⽇常業務を振り返っていただくことで、より良い実践につなげていただけます。

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※本ページの記載内容について、予告なく変更や改訂をすることがございます。予めご了承ください。


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